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南大東島と北大東島の話 その5 船とプール [旅行のこと]

バリバリ岩でクモの恐怖に怯え、岩場を歩いて体力を使ったうえに日差しが強く、けっこう疲れていました。
南大東島は一周20キロ強なので、自転車でも十分回りきれる大きさです。
でも島はすり鉢状の形をしていて、海岸方面に出るには必ず坂があり、
海岸に行かなくても道路がだらだらと坂になっていることが多く、地味にキツいのです。
でも、日程的にはかなり余裕があるし、ということでのんびり自転車をこぎ続けました。

北港に寄ったときに「フェリーだいとう」が停泊しているのを発見。
これから那覇に戻る便だと思われ、出航まで1時間弱という時間帯。
港では貨物の積み込みが行われており、せっかくなので港に降りる坂の上から見ていることにしました。
だいとう1.jpg
前の記事に書いたとおり、島の周囲は断崖絶壁で船が接岸できません。
各港にはクレーンが設置されていて↓これを使って貨物やカゴに乗った人を船に運びます。
しかし船は見ているだけで酔いそうなほどのすごい揺れっぷりです。

小一時間ほど見ていると、貨物をすべて積み終えた港の方が乗客を呼び、カゴに入るよう誘導しています。
乗客がカゴに乗りこむとクレーンで吊りあげ、そのまま船へ!
(人の顔が写っていたので、↓は人を降ろした後のカゴです)
だいとう2.jpg
これは後日私も経験することになるのですが、一瞬で終わっちゃいましたけどかなり楽しかったです。
このほかにも、小さい漁船に人を乗せて乗下船、というパターンもあるらしく、
恐怖度はこちらのほうが高いとか。

準備が終わって船は出発、そうすると地元の方たちが釣りを始めます。
ここは堤防からでも大物がかかるらしく、後日30何キロの大きな魚があがったそうです。

続いて島の西側、塩屋海岸へ。
北大東島も南大東島もビーチがないため、海に面した岩場を掘ってプール状にしたものが作ってあって、
地元のみなさんはこのプール↓で泳いでいるのです。
塩屋プール1.jpg

南大東島にはこの塩屋プールと東側の海軍棒というプールがあります。
プール、とは言え大東島は太平洋にぽつんと2つ浮かんでいて
外海に面しているため、とても波が荒いのです。
私が行ったときは特段海が時化ているわけでもなく、時間的にも干潮の頃合いだったのに
プールのふちを超えてガンガン波が入ってきており、ふちの近くで見ているとかなりのド迫力でした。
塩屋プール2.jpg
その波と一緒に魚も入ってくるため、プールの中には魚も多く、深さもそんなにないので(海軍棒は深い)
足だけつけてぱしゃぱしゃ遊んでいる分にはとても楽しかったです。
塩屋プール3.jpg
さんざん遊んで宿に帰り、食事をしに出かけることにしました。
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