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南大東島と北大東島の話 その8 星野洞と地底湖 [旅行のこと]

東洋一の美しさを誇る鍾乳洞・星野洞へも行ってきました。
ここの鍾乳石は全体的に白いところが多いですが、それは石が生きている証拠。
外気に触れないよう、入口は二重扉になっていて、
管理人さんに連絡をしないと鍵が締まっているので入れません(要予約です)。

↓こう見るとかなり黄色っぽいですが、白いところ多いんですよ!
星野洞1.jpg

星野洞2.jpg

星野洞3.jpg

星野洞4.jpg

↓これはけっこう白さがわかるかも。ぼけてますが。
星野洞5.jpg

この星野洞、途中に泡盛の瓶が置いてあります。
高校のないこの島に住む子供たちは、進学のために中学を卒業すると島を出ます。
成人式のため島に戻ったときに親御さんと一緒に飲むために
島を出る前にこの中に泡盛を置いていくんだそうですよ。


別日に行った地底湖の鍾乳石は、星野洞の石と違い、
黒っぽかったり茶色っぽかったりと色がついていました。

↓これは地底湖の水(飲めるらしい、というか飲んだ。コントレックスみたいな感じでした)
透明すぎて地面と水の境目がわからず、水に入って行ってしまいそうに…
地底湖1.jpg

↓ちょっとぼけてしまった
地底湖2.jpg

地底湖見学はかなり探検チックで、頭につけるライトやヘルメットなどなど
装備からして探検感満載でした。

星野洞は完全に観光化されているので自分だけで行っても問題ありません。
入り口で懐中電灯とテープレコーダーを貸してもらえて、
そのテープを自分で操作して解説を聞きます。
美術館とか博物館にある音声ガイド的な感じですね。

対する地底湖は完全に手つかずの自然の状態なので、
私のような方向音痴の素人が自分だけで行くのは到底不可能です。
探検部員とか山岳部員みたいなプロ級の方は別ですが…。

私は今回初級コースと中級コースのうちの初級コースを案内していただきましたが
初級だからといって侮れません。
なかなかどうして、立派にケイビングでした。
そこそこ体力はいる感じでしたが、ここでしか見られない
極小サイズの新種のかたつむりも見られたし、かなり楽しかったです。
見どころ満載で常にハイテンションのため、体力を使っているはずなのに疲労も感じませんでした。

途中「各自が持っているライトを全部消して静かにしている」時間が設けられましたが
これがまたいいんですよ!
湖に落ちる水の音だけで周りは真っ暗闇。
地底湖に興奮していた気持ちも落ち着き、なんともいえない心地よさがあります。
潮の満ち引きで湖の深さも変わるそうで、
今回はたまたま水位が浅く、普段は水に沈んでいるところにも登ったりして大充実でした。




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