文楽雑感 義経千本桜 渡海屋・大物浦/道行初音旅 [文楽]
だいぶ久々に行ってみました。
私が見たのは第三部でしたが,第二部で豊竹嶋大夫さんの引退興行があり,
チケット売り出しの日はなかなかの騒動ぶり。
当日も10分押していました。 押すこととかあるんですね。
毎度おなじみ,歌舞伎のあれが文楽だとどうなるのかとわくわくで見たわけですが,
毎度のことながら本当に見事です。
人形遣い,大夫,三味線の三業ががっちり組み合って最高のひと幕でした。
知盛の最期,残る最後の力を振り絞って碇を持って岩の上にあがっていくところから
その碇を投げて自分も海に飛び込むところまではもう揺さぶられっぱなしでした。
歌舞伎のときもいつもここはけっこう悲しくなってしまいますが,
文楽も同じで相当悲しくなってしまいました。
休憩をはさんで「道行初音旅」でしたが
こちらは最初に狐の人形が出たり(お正月の小狐礼三みたいだった)
忠信が静に狐っぽくすり寄ったりして,歌舞伎とは違う趣向で楽しめました。
何より,悲しい場面からの桜の花いっぱいの舞台はとても華やかで,少し気が晴れたかも。
休憩中にそこそこ揺れた地震があって
よっぽど帰ろうかとも思いましたががんばって見てよかったです。
私が見たのは第三部でしたが,第二部で豊竹嶋大夫さんの引退興行があり,
チケット売り出しの日はなかなかの騒動ぶり。
当日も10分押していました。 押すこととかあるんですね。
毎度おなじみ,歌舞伎のあれが文楽だとどうなるのかとわくわくで見たわけですが,
毎度のことながら本当に見事です。
人形遣い,大夫,三味線の三業ががっちり組み合って最高のひと幕でした。
知盛の最期,残る最後の力を振り絞って碇を持って岩の上にあがっていくところから
その碇を投げて自分も海に飛び込むところまではもう揺さぶられっぱなしでした。
歌舞伎のときもいつもここはけっこう悲しくなってしまいますが,
文楽も同じで相当悲しくなってしまいました。
休憩をはさんで「道行初音旅」でしたが
こちらは最初に狐の人形が出たり(お正月の小狐礼三みたいだった)
忠信が静に狐っぽくすり寄ったりして,歌舞伎とは違う趣向で楽しめました。
何より,悲しい場面からの桜の花いっぱいの舞台はとても華やかで,少し気が晴れたかも。
休憩中にそこそこ揺れた地震があって
よっぽど帰ろうかとも思いましたががんばって見てよかったです。
2016-02-09 19:42
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